佐倉土浮の家完成見学会 and ミニかまど作りワークショップ
このほど完成した、素人ワークショップと左官職人がコラボレーションした土壁+伝統構法木組みの家、佐倉土浮の家。
週末に自然栽培の米作りに勤しむ施主が望んだ家は、薪ストーブのある土壁の家でした。
この土と火と米作りがキーワードの家の完成を記念して、毎日かまど炊きご飯が食べられるミニかまどづくりワークショップを開催します。
見学会も兼ねており、見学のみも大歓迎です。
特に竹小舞かきや荒壁ぬりのワークショップに参加された方はご自分が手をかけた家がどのように仕上がったか、是非見に来てください。
日本人が昭和中期まで食べていたかまど炊きのご飯。
かまどで炊き上げたご飯は、お米が一粒一粒立っていて、相互に隙間があります。
電子ジャーで炊いたご飯はつやつやもちもちして、一見美味しそうですが、米粒同士がくっついてしまっているので舌に触る面積は少ないのです。
かまど炊きのご飯はそれぞれが離れていて、お米一粒一粒が舌に触れて味を感じることができるので格段に美味しく感じるのです。
このように土で荒く形作られた物の上に漆喰を塗って、世界で一つ、自分だけのかまどに仕上げる作業です。
模様を付けたりすることも可能です。
冒頭の完成写真は左官職人が仕上げたものです。ワークショップでやったものはもうちょっと愛嬌のあるものになるでしょう。
荒型はまさにこの家と同じ様に、小舞とに土を塗って作られています。
この作業からやりたい人は、11月27日に埼玉県東秩父にある、晴れやか美術計画さんの工場に来ていただければ一から自分で作ることができます。
(ただし、12日に仕上げ作業をする方に限ります。)
日時:以下の日時どれかに参加いただけます。
12月4日(土)10時〜 中塗り仕上げ作業
12月11日(日)11時〜 中塗り仕上げ塗り
12月12日(日)10時〜 中塗り仕上げ塗り 炊き方講習会
4日に中塗り仕上げをした方は、一週間乾燥させた後、12日に炊いて食べる炊き方講習会に参加できます。
12日に中塗り仕上げ作業の方は作業をしながら炊き方講習会を見学して、一週間後にご自宅で初炊きとなります。
作業は2時間程度なので、午後からでも塗り終わります。ただし乾いていないので持ち帰りは注意を要します。
費用:
かまど制作費用 8,000円
羽釜購入費用 9,000円 (指定の南部鉄の羽釜「岩鋳ごはん釜2号炊き」を購入していただきます。価格はモノタロウの場合)
炊き方講習会では別途にお米代がかかります。
*ワークショップまでに羽釜を購入する必要があります。参加をご検討の方はお早くお申し込み下さい。
購入後に万一参加できなくなった場合は今後別の機会に参加していただくのが最善ですが、羽釜のみで使うことも可能です。
定員:8名
場所:千葉県佐倉市土浮800-10
京成佐倉駅からバス10分徒歩1分
申し込みされた方にアクセスのご案内をお送りします。
申し込みフォーム ←クリックして開いたフォームに入力して下さい。(見学のみも含む)
(入力がうまく行かない場合、質問がある場合は info@ata-takano.comまでメール下さい)
チラ見せにしておきます。
ぜひ実際に見にいらして下さい。
この煙突が目印です。
お待ちしております。